田川紀久雄日記
八月六日は、ヒロシマの日だ。微量な放射能の量でも大きな後遺症を惹き起こしている。福島の原発事故でなぜ微量だから人体にそれほど影響がないというのだろうか。原爆と原発は違うといった意見はもうらない。賠償金の問題もいくらか前向きに進展しているが、被害はもっと大きい。
『調べ、行動するために』第一集から第三集まで発行されている。この本は保坂成夫さんが印刷したものだ。発行者は安藤耀顔さんである。これは読めば福島原発事故のことがほぼわかる。
末期ガンになったら、未来への生きる目標を持つことによって生き延びることが出来る。私の場合は詩語りであった。いまも語りを行ないたいという願いが免疫力を高めている。いつ他に移転するのかという恐怖に怯えながらも生き延びていられる。ガンにといってもっとも大切なことは生きようとする強い意思である。そして誰にも真似のできない詩語りを目ざして生きている。今日は横浜のライブハウスドルフィーで詩を語る。「鎮魂歌・希望」を語る予定だ。そして中華街にいって漢方の生薬を買いに行く。ガンと闘うには漢方の生薬が私にはあっている。この生薬代は大変だが先日のライブ代で替える。ライブがあるととても助かる。人の心に届くライブをしてゆきたい。
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