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2011年8月 4日 (木)

田川紀久雄日記

『放射性物質を取り込む糸状菌のバクテリア 除染に効果 飯舘の水田 線量が大幅に低下』とある。セシウムが変化してなくなれば凄いことだ。日本の放射性物質の研究が深まっていけば汚染された大地にも希望が持てるようになる。それにしてもいま農家の人たちの不安は計り知れない。古米が売れている。そして値も上がっている。なんだか消費者にとってはやりきれない。いまのところ柴野さんからお米を送って貰っているものでなんとか過している。
肉聲での朗読を一時間をお客に聴かせることは並大抵のことではできない。まして詩人という者はそれほど聲を鍛えていない。私のような癖のある語りを嫌う人もいる。でも個性を失った朗読なんて存在価値がない。自分の生き方を信じて生きるしかない。末期ガンになって一回でも語りが出来ることは幸いなことだ。生きることはつねに荒波を受けながらしか前に進めないものなのだ。安易な妥協ほど人生を惨めにさせるものはない。島村洋二郎の晩年の絵からは絶望の中に光が輝いている。そのことを島村直子さんが見出したことは凄いことだ。

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