田川紀久雄日記
『東京電力は1日、福島第1原発1、2号機の原子炉建屋間にある屋外の主排気筒下部付近で、毎時10シーベルト以上の高放射線量を観測したと発表した。』と新聞に報じられている。これは異常な放射線量だ。それに汚染浄化設備も七時間に亘って止まる。放射能は毎日日本の大地を汚染し続けている。すべての食料にたいして不安を感じる。そして今年の取れるお米も心配だ。早いところではそろそろ米の収穫が始まる。
私の詩集がお盆前後に出来上がる。この『鎮魂歌』のテーマはいのちである。末期ガンを経験した人間がいのちと向き合って書いたものだ。語りの稽古を始めてそれなりに読み込んできたが、先日のライブが終ってから昨日稽古をしたが、以前とは何かが変ったような気がする。ライブは芸の質を高める要素がある。ライブの為にやはり日々の精進がいかに大切かがわかる。誰とも違った詩の語りだ。普通の朗読から遠去かるほど語りの本質に近づいている証拠なのだ。『詩人の聲』から外されたことはとても良かったのだろう。それだけ自分と向き合って精進を続けることができたからだ。そのような意味では天童大人さんに感謝すべきなのだろう。
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