田川紀久雄日記
朝日新聞の一面に「原発導入へ偽装報告書」が掲載されている。原発は最初からウソで固められたものであった。
この度の事故でテロ行為の可能性を示したともいえる。原発事故で国そのものが簡単にくずれてしまう。それなのに今までこ対策は何一つなされてこなかった。核の恐ろしさを平和利用という言葉で覆い隠していたのだ。原発を推進を人たちの精神がまったく理解できない。
牛肉の被害が広がっている。これも放射能の恐ろしさを軽視したからだろう。福島県もいまさら対策の遅れを言っても何もならない。まったく事故がおきたときの想定が何もなされて居かかったからだ。経団連が原発がなければ電力不足を言っているが、この経団連の反対派に対する脅かしはそうとうなものだ。人間にとって本当の幸せとはなにかという問いを全く存在しない。宮澤賢治がデクノボウ哲学を打ち出したことを考えてもらいたいものだ。「銀河鉄道の夜」にも本当の幸いとは何かを何度も叫んでいる。
私たちは今月の三十日にこの宮澤賢治の作品を語る。この度の大地震でなくなっていった人たちいや一人ひとり魂に向けて語る。ひとりでも多くの人たちに聴いてもらいたいものだ。そのためにひび精進をしてきた。本当の詩の語りを多くの人に届けたい。
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