田川紀久雄日記
朝日新聞も脱原発の方針をうちだした。そして自然エネルギーの開発も目覚しいものがある。原発に使かっていた資金を自然エネルギーの開発にまわせば、十年以内に卒原発が可能になる。福島原発から三十キロ以内でも、その土地にひがみついて闘っている人たちがいる。国はそのような人たちの手助けを一切しない。牛肉問題でもセシウムはほとんど人体には影響しないという。こんなに大問題になっているにも関わらず、人体には影響が無いといい続けるつもりなのか。かえって人心に不安を煽っているだけにしか思えない。原発サンセイ派の人たちは福島の惨状を凝視しないのか。いのちに関わる問題をこうも曖昧にされていることに対して怒りを覚えるだけだ。
ガンの治療にものすごい放射線治療のマシンがある。一台四十億円するという。その治療代が約三百万円という。貧乏人にはとてもての届かない話である。放射線の平和利用とは医学の世界だけだと思う。ガン治療の医学の進歩は目覚しいものがある。といっても末期ガンの治療にはまだまだ救いの手が届かない。やはりガンで亡くなっている人は相変わらず多い。
「島村洋二郎に詩より」を六十冊作る。三十日のライブの日に来て頂いた方々に渡す予定である。
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