田川紀久雄日記
山形県知事と滋賀県知事が脱原発の方針を打ち出した。放射能の影響が広まっている。『直ちには影響はありません』という言葉はいかに人を騙した言葉であったかが伺える。そして今なお三号機は高い濃度の放射性物質が出ている。作業が出来ない状態だ。福島県の子供たちに甲状腺の影響が出始めている。なぜ政府はすぐにヨウ素を飲ませなかったのか。いまなお政府は福島にたいして対策を打ち出せないでいる。それなのに、何故原発の安全宣言を行なおうとするのか。国が責任を持ちますといっても、それはたんなる言葉上のことにかすぎない。
詩集『鎮魂歌』を印刷所に送る。八月の二十日頃に出来上がる。いのちの辛さがこの詩集のテーマになっている。被災者にとっては小さな応援かも知れないが、いま心の応援が大切なのではないのかと思う。生活費を切りつめてなんとか上梓したい。そして出来るだけ買っていただけると助かる。
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