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2011年5月 1日 (日)

田川紀久雄日記

朝早くから小鳥の鳴き声が聴こえてくる。五月は緑が美しい。公園の公孫樹の葉は緑に包まれている。それなのに福島原発事故で多くの人たちが苦しんでいる。それと災害にあった人たちのことを思うと心がいたい。なかなかのんびりと遊ぶ気になれない。
操車場の原稿がまだ集まらないので、印刷は一週間ほど遅れる。いま印刷業界でも紙不足と黒インク不足で大変だという。東北の災害はいろんな仕事に影響を与えている。
詩は人が生きていることのへ証しであるはずなのに、自分のことしか見えてこないものが多い。詩は文学という世界から埋没している気がしてならない。問いかける力が薄れている。肉聲を発することによって詩も変わってくると思うのだが、なかなか肉聲を鍛える詩人が現れてこない。詩壇の枠の中で行なわれているものには、今の私にはまったく興味がない。肉聲を発することには知名度など何の役に立たない。つねに世の中と向き合って生きることが一番大切なことである。

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