田川紀久雄日記
なぜ東電は福島にお詫びのCMを流さないのだろう。つねに隠蔽体制は変らない。想像以上に人々の心は痛んでいる。その象徴が原発事故そのものである。詩人である私は、言葉と闘いながら応援歌を送り続けたい。
冊子『復活』(1)を作る。12ページだが、これをうって義援金してゆきたい。昨日二冊売れた。六百円集まった。ある程度溜まったら寄付してゆきたい。無収入の私にできることはこれぐらいだ。
哀しみの涙は愛の涙
大きなことはできないが
小さなことなら出来るかもしれない
いま書いている詩を冊子にして
売れたら義援金として送りたい
そしてチャリティー朗読会に招いてくれたら参加をしたい
詩人として出来ることはそれぐらいしかない
生きることを大切にしてもらいたい
人は誰でも哀しみを食べながら生きている
涙はちょっと塩っぱいけれど
その涙はまた生きる勇気を与えてくれる
いのちの水滴なのだ
腹の底から笑える時も
あの塩っぱい涙が零れ落ちるものだ
祈りはいのちを豊かにしてくれる
この困難な状況も
想い出話になるときがきっと訪れる
いまは歯を食いしばって
愛する者のために生きてもらいたい
哀しみの涙を
愛するいのちの涙に変えてゆきたい
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