田川紀久雄日記
東電会長の会見では、国民に対して申し訳ないという感情が感じられない。5・6号機もまだ使えるような言い方をする。県民の感情を馬鹿にしたものだ。
この怒りをどこに
あってはならないことが起きてしまった
もう二度と戻れることができない故郷
まるでさすらい人のように
行く先が定まらない
この怒りをどこに持っていけばよいのだ
絶対に安全と言い続けてきた人たち
その彼らさえこの責任を取ることができない
有機農家の人が自殺をしたという
その後の風評被害
大地震と津波そして原発事故が立て続けに起きてしまった
天災と人災のダブルパンチを浴びた
その後の対応のまずさがこの原子力発電の被害を広げている
被害をこうむった人たちに
私たちは何もいえない
この怒りを共にどこかに叩き付けたい
これは天罰だとある人が言った
これは被害に会った人たちに失礼だ
いのちを失う放射能を作り続ける原子力発電は
もうこの日本にはいらない
ヒロシマ
ナガサキ
あの時の体験はなんであったのだろう
そして原子爆弾反対運動でも
なぜ原子力発電反対デモをしなかったのか
いま世界中にこの危険な建造物が作られている
いのちを奪わないでください
愛するもののいのちを
本当の豊かさを求めて
私たちはこれからも闘っていくしかない
この国に原子力発電はいらない
安全ですという言葉に騙されてはいけない
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