田川紀久雄日記
中国との友好を関係を持つには、決して憎みあわないことだ。一人ひとりの中国人を愛してゆくことが大切である。中国には、多くの貧しさに困窮している人たちがいる。心の優しい人たちが沢山いる。領土問題で騒いでいるのはほんの一部に中国人である。領土問題は毅然とした立場をとっていけばよい。
マーラーの九番をバーンスタイン指揮の場ルリン・フィルで聴く。八十二分を一枚のCDに収まっているのはありがたい。マーラーの音楽は録音の良いもので聴きたい。そして出来れば良いスピーカーで聴きたいものだ。
九月はエッセイを二七本書いた。ものを書くことによって魂の深みに降りていける。あとから振り返るとそれほど大したものを書いていないのだが。
私は末期ガンの体験を生きる歓びといのちの尊さを同じ病気に悩んでいるひとたちに伝えてゆきたい。ガンであることを人に知られたくない人たちも多くいる。私はガンであることを宣言することによって、生きていることの素晴らしさと向き合っていたい。苦しみと不安を共に手を携えて生きること。そしてすべてのものを愛して生きていた。愛から比べれば憎しみなど取るに足らない小さいものだ。
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