田川紀久雄日記
鳩山氏と菅氏との会談、菅氏は自分の主張を貫けず、小沢氏との会談を受け入れてしまった。こんな意気地のない首相では国民はついていかないだろう。腰抜けの首相としかいいようがない。これでは国民は政治に興味を失ってゆく。
エッセイでいのちの大切さといのちの不思議さを書いてゆきたい。その糸口がなかなかつかめないでいる。これからの私の仕事は詩人というよりエッセイストの仕事を増やしてゆきたい。そのためにはひたすら書き続けてゆくことだ。
いまこうして生かされている自分の姿を見つめ、そのことで人生の深みを掴み取りたいものだ。医学がどんなに進歩しても、つねに限界がある。その限界を超えられる力が心の問題なのだ。人はどんなに強がりをいっても、本当は弱いものだ。この弱い心が強くなる秘訣を秘めている。女々しく生きることも必要なのだと思う。その女々しさをどのようにバネにして変化してゆけるかが、その人の生き様になってゆく。明日死ぬかもしれないが、未来へのために種を蒔きつづけることが生きている意味につながってゆく。もし誰に認められることがなくても、生きていた意味はある。生の不思議さに向かっていきていたい。
詩誌受贈『鹿・120号』
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