田川紀久雄日記
山本萠さんの朗読会に、坂井信夫さん、野間明子さんの顔が見えた。とても心地よい朗読であった。森下さんに操車場の年間購読者になっていただく。坂井さんやアオキ(舞踏家)さん御子柴大三らと喫茶店による。
民主党の党首に菅氏がなる予定だ。小澤氏から離れなければ民主党は再生しない。樽床氏のような人が党首になったら、その時点で民主党は崩壊である。わたしはもう少し応援をしてゆきたい。戦中に生まれた私は、つねにアンチで生きてきたものだ。巨人、大鵬など庶民の憧れになると、反巨人、反大鵬にまわったものだ。自民党など徹底的に反自民であった。本来ならば反民主党に廻らなければならないのだが、社民党、共産党、公明党など応援したくはない。昔は社会党を応援してきたが、政権を取らなければ政治は変わらない。福祉を切り捨てるような民主党にまれば、即反民主党になる。鳩山さんは、大リーグの試合でピッチャーが投げた球に打ち当ったハトがいるがまさに鳩山さんの姿に酷似している。
詩の朗読も、一般的な形からいえばアンチ語りであろう。そのアンチ語りも、やっと一つのスタイルとして確立してきている。ほたすらアンチであり続けることは、何も生まれてはこない。アンチを突き詰めていく中で、開けた空間を生み出すものを作らなければ、たんなる子供がダダをこねると同じになってしまう。つねにアンチ的な人間でありたい。でも良いものは良いといっていくことが今は大切な時期かもしれない。
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