田川紀久雄日記
世の中には「祈り・祈り」続けている人たちがいる。クミコさんが歌う「原爆の像の子」の祈りの歌もその一つである。皆が本当の平和を願う気持が一つになれば世界が変わる。しかし世の中は経済という論理で動いている以上、この平和への道は遠い。
今の日本の社会でも想像ができない事件が起こる。いつどのような事件に巻き込まれるか解らない世の中になっている。
詩人達は、何のために詩を書いているのだろうか。その何のためにという考えさえ持たないで書いている人が多いのではなかろうか。詩は簡単にかけそうだが、本物の詩を書くにはなかなか至らないものである。『いのちの聲・④』(頒価五百円)を十冊ほど製本をする。手作りの小冊子であるが、一人でも多くの人に読んでもらいたいと願っている。そしてこの『いのちの聲』がいつの日にか詩語りが出来ることを目指して精進をして生きていくしかない。この『いのちの聲』は私にとっての「祈り」の運動の一つである。この祈りの行為の運動に参加できることは詩人としての誇りでもある。
操車場の原稿もほぼ集まってきた。今回も中味は充実したものばかりだ。編集者としては嬉しい限りだ。手作りであるが読み応えのある詩詩である。私の生き方に賛同する人がいたら二ページで五千円で参加ができます。できましたらメールかフロッピーで原稿を送ってください。指先がリウマチなのでご協力ください。
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