田川紀久雄日記
世の中には、自分の運命と向き合いながら闘っていきているひとが多くいる。そのひとたちの姿をみると、こちらも生きる勇気をもらっている気になる。またその人を応援したくなる。世の中で共に生きていくということはそのようなことなのかもしれない。
朝日新聞の今日の朝刊の「ひと」という欄に「気管切開、声を失い、それでも唄う声楽家 青野浩美さん」のことが紹介されている。医者にはとても信じられないという。これもいのちが彼女を活かしてくれているのだ。私もこうして生きていること自体が医師にとっても不思議なことらしい。生きていられるからこそ、私も詩語りを続けて生きていたい。
昨日は、短詩・長詩とエッセイを書いた。一日中机に向かって過ごした。雨の日は稽古にいけないので、どんどん作品を書いてゆくしかない。発表できる詩誌を持っていることはありがたい。そして参加してくる人たちがいるから操車場はやっていける。そして年間購読者には心からありがとうといいたい。生活能力のない私が月刊詩誌を出せるなんて夢のような話だ。いのちが続く限り前向きになって闘って生きていたい。
『いのちの声』②・③を山本萠さんに買っていただく。
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