田川紀久雄日記
漢方の店が潰れかかっている。薬事法が変わって明日で一年になる。川崎で付き合っていた漢方店から生薬が買えなくなった。手に入れにくい生薬がある。いま私も困っている。以前の半分の漢方を調剤して飲んでいる。癌の抑制力には漢方が必要なのだ。私がこうして生きていられるのも漢方のおかげだと思う。西洋医学で学ん医師には理解されないが、末期癌の私が三年も経過していても生きていられるのはそれなりの理由がある。大手の会社が生薬をいれた薬を大々的に売り出している。それも馬鹿高い値である。ほとんど収入のない私には手がでない。早く薬事法の改正を望みたい。
ミャンマー猛暑である。45度の日々が続いているという。この地球はまさに狂いだしている。人間の力ではどうすることもできない日が来るかもしれない。環境対策は緊急の問題である。
鳩山首相の支持率が10パーセント代に落ちたが、もうすこし民主党の政権を続けてもらいたいものだ。自民党時代に作った悪い法律を変えてもらいたい。首相として言葉が軽いのは困ったものだが、まだ政権を握って一年も経っていない。もうしばらく様子をみることも大切だ。報道は悪いところばかりを強調するが、自民党時代と変わった面も評価した報道を行なうべきだ。日本とアメリカの問題を国民自体が真剣になって考えていくしかない。どこの県も米軍基地をうけいれない。いまなお沖縄県に押し付けている状態だ。平和を目指していくことはどんない困難なことか。言葉では容易く癒えても、それを身に感じていく努力は生易しいものではない。日本の平和憲法を守りぬくことが、いま日本人に与えられた課題ではないのだろうか。いのちの大切さをどのように伝えていくのか。まず身近なところから行なってゆく以外にない。私にとっては『いのちの聲』を書き続けていくことだと思う。
« 田川紀久雄日記 | トップページ | 田川紀久雄日記 »
コメント