田川紀久雄日記
山本萠さんから原稿をいただいて一月八日のイベントのチラシを作成する。いほんとうの幸いを求めて」というタイトルだ。幸いとは、自分のために生きることではなく、人明かりを求めることが一番の幸いへの道ではなかろうか。主催は「草の根文化の会」である。場所は市川の八幡市民談話室のギャラリーである。
今朝は星が美しく見えた。昨夜は木枯しが吹き荒れていた。そのせいか空には雲も消えて星が空全体を覆っていた。星マニアの人たちが朝早く起きて見る気持がわかる。
国の勲章を貰いたがる気持が私には理解できない。ここには天皇を担ぎ出して行なわれる国家のあほらしさを感じるだけだ。詩人の中にも貰いたがる人がいるらしい。詩人は権力とはまったく無関係な世界でありたい。詩人にとって大切なことは一人でいることだ。そして孤独の中で物事を考えていく生き方ができればそれでよい。
いま日本の未来が不安に感じる。明確なビジョンが見えてこないからだ。国会の論争でも相手の手足を引っ張り合っているだけだ。今朝の朝日新聞では、政権交代ある政治を望むが66パーセントである。国民が政治家を作り上げていく時代になっていくことが必要である。信念をもった政治家が一人でも多く出ることを期待したいものだ。
でも本当の幸せは政治では解決しないことも事実なのである。詩人は詩を通じて人明かりを目指して生きることが大切なことである。
山本陽子第2巻在庫があります。
川崎市川崎区鋼管通3-7-8 2F 漉林書房
« 田川紀久雄日記 | トップページ | 田川紀久雄日記 »


コメント