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2009年11月20日 (金)

田川紀久雄日記

癌で亡くなられた遺族の人に対してどのようにして語っていけばよいのかをエッセイにして書き始めている。慰めの言葉ではどうしょうもない。末期癌宣告された私でしかかけないことを書いてゆきたい。これは一月に山本萠さんとの対談ノートにもなる。多くの人と語ってこれから行かねばならない。そのためにも多くのノートを作る必要がある。そのことで詩作品も深まっていければありがたいものだ。そして語りの世界にもいかされる。
鈴木良一さんから素晴らしい作品が送られてくる。風のダンス(8)。詩人には自分の生きてきた風土を振り返ることも大切さを感じさせてくれる。野間明子さんからは、亀岡新一画集について感動してもらえたハガキをいただいた。それから若林妙子さんからは個人誌『各駅停車』と操車場の購読料およびカンパをいただいた。ありがたい。彼女の作品は社会派であるがユーモアに満ちていて心あたたまる作品が多い。最近このような作品を書く詩人が少なくなっている。『山形詩人・67号』の中で佐野カオリさんお作品は古典的な要素で書かれているが、現代の時代とミックスしていて楽しく読める作品に仕上がっている。先日坂井信夫さんが佐野カオリ詩集について書かれていた。
身近な詩人たちの作品は丁寧に読まなければならない。あまり詩を読まなくなってきている私にとっては詩を読む時間を大切にしていきたいものだ。

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