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2009年11月 2日 (月)

田川紀久雄日記

芸を磨く人間にとって一日一日がいかに大切かということだ。一日そのものは同じ繰り返しのように見えても、一日そのものは前の一日の積み重ねた豊かなものになっている。停滞しているよう見えても一日そのものは尊い一日であったはずだ。このところ語りの稽古をしていてそのことを強く感じる。語りにカドがとれてきたようになった。カドがとれたということは聲に厚みが出てきたということなのかもしれない。
『未来への旅』の版下の作業を行なう。今年中には出来上がるようにしたい。嬉しい気持が湧き上がってくる。よくもここまでいのちがもったものだと思う。これからが本当の闘いが始まるのだ。この三部作を読み込んで語りきれるところまで精進をしていかなければならない。そして多くの場でライブが出来ることをひたすら願うしかない。
今月の操車場は少し送れそうだ。五日と六日に五浦に行く予定があるからだ。坂井のぶこさんが昨年から行きたいと思っていたからだ。「有明戦記」の続編を書くために行ってみたいという。思い切って行かないと本当に行けなくなってしまうからだ。そして多くの思い出を作ってゆきたい。鈍行でいくのも旅の楽しさかもしれない。

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