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2009年8月 4日 (火)

田川紀久雄日記

憎しみもない人を殺す事件が多い。あくまでも身勝手な犯行である。これは個人的な問題であるが、やはり今の社会の構造にも問題がひそんでいる。いくら社会の豊かさをもとめても、心の貧しさは解決されない。裁判制度が変わったが、人のいのちの重さをどう国民が受け止めていくのか。
詩壇でも、私のようにいのちの大切さを書いたり、語ったりすることを野暮ったいと思っている傾向がある。このいのちの大切さを本当に書ける詩人が少なくなっている。概念的に書けてもそれは書いたことにはならない。内なる魂から書かない以上は、読み手の心には響かない。
いま詩を語るとき、宇宙の中心に向けて語るように数日前からこころみている。これは小杉さんの整体を見て思ったことだ。懸命に一つのものに向かって生きている人からはいろいろと学べることが多い。
『詩と創造』が古賀さんから送られてくる。詩集評に私の『生命の歓び』を取り上げてくださった。ありがたい。『黒豹』121号も送られてくる。

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