日記
映画の『おくりびと』が話題になっている。末期癌である私にとって死を意味することばのは精神的に不安を感じてしまうのだ。だから「おくりびと」の話題はテレビでも見ないようにしている。また映画も見たいとは思わない。昨日テレビで「交渉人」をみたら、夜中、不安にかられて胸が苦しくなった。米倉涼子は、昔より演技がうまくなっているが、もう一歩何かが足りない。女優として何かが足りないのだ。
昨日の夕方、浜川崎に「らん」がいた。いつもなら直ぐ逃げるのに、お腹が空いていたせいか近寄ってきて甘えている様子を見せた。もう一匹の「りゅう」がこのところ姿を見せていない。
昨日の夜急にお腹が痛み出した。不安にかられたがしばらくして収まった。ほっとしたが朝はまだお腹の調子が悪い。胃の調子が悪いと、胸が苦しくなる。この不安感と闘う日々はやはり辛いものを感じる。今日から三月だ。また桜をどこかへ見に行きたいものだ。自然の美しさの中にいると、心が慰められる。
大庭利雄著『終わりの蜜月』を読み始める。作家の大庭みな子さんの介護日誌である。
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