日記
四月一日に胃カメラの検査をすることになった。日々不安がつきまとう。癌ですべての治療を拒否して闘い抜いて生きている人たちがいる。内藤ジムのカシア内藤さんがそうである。夢をもって生きている人達が多い。私も詩語りの夢に生きている。そしてその語りが人明かりになってくれればと願って日々精進して生きている。もし手術をして失敗に終われば、人生はそこで終わってしまうからだ。だから人より数倍生き抜く生命力を維持しなければならない。そのためには私の詩語りを応援してくださる人が一人でも増えることだ。
昨日水道が壊れ、その費用に二万円もかかっしまった。つらいことだ。どうしたら生活をしていけるか不安がつのるばかりだ。生活費のことで坂井さんと小さな口論になってしまった。とても悲しいことだ。
坂井信夫さんから画家・島村洋二郎・眼の光が送られてくる。おめでとう、ほんとうに良かった。これは以前詩誌『漉林』に連載していたものだ。一人でも多くのひとが島村洋二郎という画家を知ってもらいたいものだ。一度飯田に行ってみたいものだ。りんご並木を歩いてみたい。飯田に住んでいる井原修さんも四月には本が上梓される。
高橋馨さんから操車場の原稿が届く。柳田國男は、犬や猫のことを書くと言葉に温もりがでる。かれは人にも優しかった。臼井さんの「安曇野」をよむと人との交際の優しさが描かれている。かれの奥さんが動物を飼うのを嫌っていたから、猫を飼うことができなかった。
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