日記
パスカルのパンセ、アランの定義集、モンテーニュの随想録などは、いつも枕元においておきたいものだ。その日の身体の状態によってその中の一冊を選んで僅かな時間でも読むのは楽しいひと時でもある。
内田光子のシューベルトのピアノソナタCD八枚を四日かけて聴いた。いまいち私の心に響いてこない。でも日本人の人が弾くこの曲では一番良いのかもしれない。シューベルトは、誰が演奏しても難しいものだと思う。特にピアノソナタは難しいと思う。
野間明子さん、高橋馨さん、小笠原眞さんからカンパがありとても助かった。生活保護を受けると、詩的活動ができなくなってしまう。申請を行っても、坂井さんが働いているとうけられないのだ。二人で生活費は六万円ほどしか使えない。『操車場』も送料をいれると赤字になる。この赤字を埋めることができるのはカンパしてもらっているからだ。どこの詩誌の発行も主催者が赤字を背負っているのが現状だとおもう。
海賊対策で派遣命令がでた。法的にも疑問が残る。あいまいなままの派遣命令は危険である。国策としてどうなのか、議論をもっと尽くすべきであったと思う。それから北朝鮮のミサイルの問題がいま現実としておきている。国防の問題もどうあるべきか、はっきりした態度が政府に求められている。憲法九条の問題で怖いのは、核の装備まで発展しかねないということだ。平和をどうしたら本当に守り抜くことができるのか、日々考えていなければならない。これは観念的に考えていては何も解決はできない。そのことはまずキリストの隣人を愛せの精神を持つことが必要なのだ。隣人を愛すほど困難な問題はないのだ。
コメント