日記
午前中の退院をする。O先生きょうは愛想がとても良かった。入院部屋が割合空きベッドが目だった。CT検査も入院中に行なっていただくように要請をする。
夜眠れないので、CDで「ノートルダムの神秘」オルランド・コンソートとマラーの第五番を佐渡裕指揮で聴く。五番は小林研一郎指揮の方が私には良いと思う。小林研一郎の指揮が考え込んでしまうところが面白い。
病院で一篇の詩を書きあげる。末期癌=死のイメージが強いので、死から見つめた生をかいてみたかった。うまくかけたかどうか解らない。このようなテーマは詩としては向かないものである。どうしても説明的になる傾向があるからだ。でも私しか書かけないテーマでもある。
家にもどったら索通信の校了のゲラが届いていた。赤字ゲラがとうとう見つからない。あのとき、パソコンが故障し、プリンターまで壊れてしまい、気が動揺していたためであろう。それに16号の詩語りで前にも誤字がある。お金がなくなると、気分もおもくるしくなるものだ。
テレビでみた抗癌剤の治療と、病院おこなっている治療は、八十%同じだと思う。前向きに生きていくことしか今の私にはとる道がない。のんびりと生きていこう。
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