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2008年9月26日 (金)

日記

昨日の詩語りは、これからの語りに大きな意味を与えてくれた。それは自作詩語りに大きいな反応を感じた。宮澤賢治の「永訣の朝」の語りは、お客に感動を与えることができた。語り手にとってお客の反応が一番気になることだ。自作詩語りに自信を持つことができた。これからの自作詩語りがたのしくなったきた。心にゆとりが生まれてきた。森田進さんお奥さんや、松村彦三郎さんの奥さんも見えていた。森田直子さんの個展が十月二十日から銀座のアートギャラリーでおこなわれる。そのパーティーで詩語りができる。
帰りに新座駅で転んでしまい、腕や腰を痛めた。倒れても誰も助けてはくれない。三味線が壊れないでほっとした。もう一人で三味線をもって出かけることはできそうにもない。三味線は今の私の身体には重すぎる。
昨夜家の前の人が亡くなっていた。亡くなって数日経っていたが、誰も気付かなかった。警察がきて発見された。町内会に入っていないので、誰との付き合いもなかった。老人の孤独死が増えている。もしいま相棒がいなかったら、私もその危険性がある。
抗癌剤のせいか舌が痛む。たぶん口内炎であろう。食事もおもうようにとれない。

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