日記
今月もなんとか無事に生きてこられた。しかし、このところの異常気象には心が痛む。アメリカでもまた大型のハリケーンが発生した。アジアでも大雨で大洪水が起きている。四川省の地震で死者が二十数名も出ている。それなのにこうして無事に生きられていることが不思議な気がする。
今日は川崎の駅ビルで「花束」の出版記念パティーがある。その席で詩語りを行なうことになっている。福田美鈴さんの努力は大変なものだと思う。私には彼女ほどのエネルギーがない。詩誌「焔」をみていても、仲間を大切にしている。まとまりのある詩誌だ。金子秀夫さんたちから学ぶことが多い。
「いのち」を語るということはどのようなことなのか。皆が幸せになることを考えていくことが、いのちと関わることなのだと思う。一人ひとりの喜びの顔をみられることが、生きる力にも繋がってゆく。そのための地味な努力の積み重ねが必要なのである。ソフトボールの上野選手の姿をみて勇気付けられる。自分の道を真剣に生きることが「いのち」の尊さを教えてくれる。私には詩語りしかない。これを極めていくことが「いのち」を語る大きな原動力になってゆく。来月は単独の詩語りがある。癌と闘いながら、自分の道を精進してゆくしかない。今日も生きられたことに感謝しよう。
「詩人の声」のエッセイを「女性詩人の朗読」に直して書いた。操車場の16号の締め切りに間に合った。
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