無料ブログはココログ

« 日記 | トップページ | 日記 »

2008年7月25日 (金)

日記

今日また一日入院日である。
『いのち』とはなんであろう。それはまさに今生きている自分自身のことである。おまえ本当に生きているのかと問われたら、何人の人が自分の人生に満足しているのだろうか。いのちとは、ほんらい今の満足している姿をいうのではなかろうか。
私は末期癌を宣告されたと時、それを素直に受け入れた。そしてそのことによってもっと前向きになって生きることができると思った。それは詩語りをもっと本気になって行なって生きたいと心の中から叫ぶ声が聴こえてきた。そして、それをそれなりに実践して生きてきた。いのちとは、自分が自分らしく生きられることを命というのではなかろうか。だから末期癌なんか少しも怖いと思ったことがない。人間はいつの日にか誰だって死ぬのだから、別に末期癌だからといってそれほど騒ぐこともないのではと思った。素直に今の状態を受け入れて生きていくしかない。お客はそれほど集まらないが、相棒と一緒に行なえることは今生きている上に大きな生き甲斐を与えてくれるものである。身体はそれほど無理はできない。普段は本を読んだりして身体を無理に動かさないようにしている。ここ二週間喉の痛みで稽古が出来ないのが辛い。自分の声の力を磨くことによって、自分が今生きていることの実感を感じる。これはまさにいのちの鼓動なのだ。生きる歓びを人に伝える唯一の私の方法なのだ。詩人の朗読会は、仲間しか集まらない。これにはまいっている。何とかして見知らぬ人まで招き入れたいものだと思う。それにはもっともっと声の力を身に付けるしかないのだろう。喉の痛みと咳が止まらないでいる今の自分がもどかしく感じる。
今日小川英晴氏のライブを聴きにいけないのが残念だ。彼は予約を70人以上集めたという。ある意味ではうらやましい。これだけの人が私のライブにも集まれば医療費が賄えるのにと思う。でも彼は彼であり、私は私なのだ。
今日から矢来町で島村洋二郎展が行なわれる。飯田の井原修さんの近所に洋二郎は住んでいた。その近くに坂井信夫さんも疎開していたという。そしてこの度の展覧会の案内状は私の詩集を作ってくれる保坂成夫さんの所だ。そして水野さんが島村直子さんとの縁続きだと言う。不思議な繋がりである。漉林書房と深い関係のある人達である。

« 日記 | トップページ | 日記 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 日記 | トップページ | 日記 »