日記
昨夜は熱帯夜でほとんど眠れなかった。クラーで喉を痛めてしまったようだ。一晩中咳をしていた。
今日はまた一日入院の日である。いつまでこの治療が続くのだろうか。昨日エッセイ『詩人の声』を書くことが出来た。
二十四年前夏の甲子園で優勝した取手二の投手であった石田文樹さんが直腸癌で亡くなった。決勝でLP学園を破った。彼はまだ四十一歳の若さであった。
そして今日にニュースは野茂投手が引退した。十九年間も投げ続けてきた。アマチュアの球団にも力をいれ、野球の貢献に尽力してきた。ごくろうさんといってあげたい。
私がスポーツで努力してきたのは剣道ぐらいだ。身体が弱かった私は剣道をすることによっていくらか丈夫になった。しかし、癌になってしまった今は木刀を振り回すことができない。今の日本の野球やオリンピックのスポーツにはまったく興味がわかない。オリンピックは取りやめにすればよいと思っている。人権問題が解決されないでオリンピックを開催することには疑問が感じる。テレビ番組を見ても観たいと思うものがほとんどない。くだらない番組ばかりだ。いつも見慣れた顔しか画面には写っていない。これも放送局とプロダクションの癒着だ。いま自分の眼を鍛えることが、この時代を生きている証に繋がる。
私にとって末期癌者としての眼ができつつある。癌になって悪いことばかりではない。それなりに楽しく生きていけることもある。自分の眼をもっと研ぎすまさなくてはならない。一日一日を大切にして生きていくことだ。身体はしんどいが心は楽しい。末期癌者は、手術をしてはならない。再発してモグラたたきのような手術をしていけば、癌でなくなるのではなく手術の結果身体が弱って亡くなるだけだ。西洋医学は、人を殺す治療である。といってすべてが悪いのではない。そこを見極めて生きることが大切なのである。


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