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2008年6月24日 (火)

日記

西洋医学は日々進歩しているが、癌が治る抗癌剤ができるのいはいつのことになるのだろう。癌が完治しない以上、つねに不安である。時々虚脱感に襲われる。詩語りにしても反応がいま一歩だ。この虚脱感は、健康の時の虚脱感とは、質や量がまったく違う。まるで巨大台風にのまれてしまう感じだ。この虚脱感の中に死という眼に見えない不安が隠されているからかもしれない。この地球だっていつかは消えてなくなってしまう。なにもかもが虚しく感じてならない。でも、このような虚脱感に負けてはならないという声も自分の心の中から聴こえてくる。いま生きている者たちの為に何かをしてやりたい。共に闘って生きぬきたい。そう思うのだが、心が空回りをしていく。
世の中の景気が悪化している。健康保険料の支払いも何も解決されない。貧しき者はどのようにして生きていけばよいのだろう。抗癌剤のせいでこのような虚脱感に襲われているのだ。

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