昨日の春の嵐は凄かった。風車が折れてしまう。東京の桜もこれで終わった。
癌のことを調べれば調べるほど解らなくなってくる。いろんな意見があってどれを信じてよいのか迷ってしまう。ということは、癌は個人個人によって異なるということだ。自分は自分のだけの癌であって、他の人の癌とは違う。そう思って治療していく意外にはなさそうだ。癌を無理にして闘うと、かえって癌が反発して増殖をする。手術をみているとそのことが良くわかる。何でもかんでも切り取ってしまえばよいというものではないらしい。癌を騙しだましながら生きていくことも必要なのである。今なお現代医学では、癌に対してはお手上げ状態である。癌は風邪と同じではないかと思うときもある。無理して風邪は治すものではない。熱をだして自然に治ってゆくものだ。やたらに薬を飲んで抑える必要はないものである。自然治癒で治る病である。
癌と共にいきるということは、朝起きたら「今日一日楽しく生きましょう」と自分自身にいうことが大切なのである。楽しく生きれば癌の方も、無理して身体を破壊しようとは思わなくなるのではなかろうか。なにしろ相手は、悪性新生物なのだから、煽てながら治していく以外にはなさそうだ。医師にとっても患者を煽てながら、話しかけてゆくことが大切なのだ。それなのに医師たちは、患者の気持を理解しない。患者の身体に聴診器を当てようとしない。患者を励まして対話をすることが、癌患者には必要なのだ。江戸時代の医療のはなしにも、患者の気持を考えて治療すべきだと書かれている。患者の気持になれる医師はなかないないものだ。癌患者には、優しさと励ましが最大の治療ではなかろうか。
私は、癌と通じて優しさと励ましあい方を学びとっている。人を思いやる気持が生きる力にもなってゆく。
操車場12号に、詩人の声③で(野間明子)について書いてみた。女性詩人で声について書いてみたい詩人はなかなかいないものだ。
詩誌受贈『BLACKPAN・93号』
天童 大人 プロデュース
詩人の肉聲とコトバとを聴く! Poetry Voice Circuit
―「目の言葉」から「耳のコトバ」へー
4 月
第197回4月10日(木) ギャルリー東京ユマニテ 浜江 順子
第198回4月11日(金) ギャルリー東京ユマニテ 有働 薫
第199回4月15日(火) Star Poets Gallery 河野聡子
第200回4月16日(水) ギャルリー東京ユマニテ 薦田愛
第201回 以降、La Voix des poètes (詩人の聲) と名称を変更。
La Voix des poètes (詩人の聲) ―「目の言葉」から「耳のコトバ」へー
第201回4月17日(木)ギャルリー東京ユマニテ 福田純子
第202回4月18日(金)ギャルリー東京ユマニテ 白鳥信也
第203回4月22日(火)ギャルリー東京ユマニテ 小池昌代
第204回4月23日(水)ギャルリー東京ユマニテ 田中庸介
第205回4月24日(木)ギャルリー
東京ユマニテ
田川紀久雄 &坂井のぶこ
(田川紀久雄末期癌宣告一周年記念ライブ)
第206回4月25日(金)ギャルリー東京ユマニテ 中村恵美
第207回4月28日(月)ギャルリー東京ユマニテ 池澤夏樹
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