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2008年1月 9日 (水)

日記

朝日新聞に市川団十郎のがんの記事が8日9日に載っている。彼も唇があれ、口内炎もできたと書かれている。癌である以上、口内炎は我慢しなければならないのだろう。そしてあせらずにのんびりと生きることが大切なのだ。
昨夜夢の中で、自分の語りの声が聴こえてきた。そして活字から自由になって声が飛んでゆく。活字は、語られることを待っているのだ。不思議な感覚に誘われた。生活は厳しいが、やはり私は詩語りの世界を追求していく以外にない。そのために癌になったのだ。少しでも温みのある声を出してゆきたいものだ。癌によって深く生を見つめることが出来る。それは語りにとって必要な経験なのだ。この苦しい経験を人の為に役だ出せなくてはならない。午前中は公園で体力づくりと語りの稽古を行っている。いま『生命の旅』を繰り返し稽古を続けている。1月21日のライブに向けて一回でも多くの稽古を積み上げていくしかない。お客様が来てくれるかどうかわからないが、一人のお客の為にも納得のいく語りを披露したいものだ。お客様に、田川さんの語りが聴けて良かったと言わせたいものだ。多くの末期癌者のためにも、前向きになって生きることが人明かりに繋がっていく。生活もかかっているので一人でも多くのお客が来ることを期待したい。

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