無料ブログはココログ

« 日記 | トップページ | 日記 »

2008年1月28日 (月)

日記

昨日の大阪女子マラソンで福士加代子は最後まで走りぬいた。三度も転倒しながらも。順位は19位であったが、そのようなことは問題外である。30キロまでトップを走っていた。最後は観客全員の声援の中を走り抜いたのだ。癌患者の私にとっても、生きる勇気を与えてくれた。最後まで走り抜くこと、それが私に与えられた使命なのである。
いま私はベートヴェンの全作品を聴き始めている。青年時代もっとも感動して聴いていた。残された人生の中で、彼の曲の全曲を今丁寧に聴き始めている。今日はチェロソナタを聴いた。三番がとても良かった。モーツァルトやバッハの全曲も今年中に聴きたいものだと思っている。
いま世界中が民族が対立で苦しんでいる。そして多くの難民たちで溢れる。子供達の苦しみを見ていても何も出来ないでいる。詩と関わりあいながら生きている。どうしてそれらの問題を自分の問題として受け入れていくか。詩語りを通して人明かりになることしか出来ない。そのためにも福士加代子のように、転んでも転んでも何度でも立ち上がりながら前に進むことしかない。なかなか詩語りの場所もない。待っていては何も始まらない。積極的に動き始めることだ。

« 日記 | トップページ | 日記 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 日記 | トップページ | 日記 »