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2008年1月 3日 (木)

日記

河をみても河原に石がなくなった。多摩川でも上流に行かなければ、小石を拾うことができない。何故かというと、ダムで堰き止められて小石が下流に流れなくなった為である。ダムは生態系を破壊する。明治初頭にオランダから河川の港湾を再生すうために招かれた人の中にヨハニス・デ・レイケがいた。粗朶沈床で河原を改修すう技術を行った。コンクリートを使わなくても河原が安全に改修される。大企業が儲かるためにやたらにダムを作りすぎてしまった。ほとんど日本の河川にダムのない河がない。自然の恵みは計り知れない恩恵を与える。CO2の排出権取引が株と同じように取引が行われる。何か嘆かわしく感じられる。自然は金では買えないものなのに。
粗朶沈床で行った対岸には魚が住みつき、釣り人でにぎわうという。九頭竜河口は現在もその役割は果たされている。奥多摩の河でダムの為に水が濁っている。白丸ダムを見に行った時も河の水はねずみ色をしていた。山は杉林だらけ。多摩川の河原で石を拾うとしたら相当河を登らなくてはならない。正月の空は澄んで綺麗であった。星も美しく見られた。身近な自然を観察するのも大切なことである。自然を愛してゆけば、もっと人間の心も豊かになれる。

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