日記
川崎臨海地区に森をつくりたいと考えていたら、宮脇昭さんが扇島に森を作っていた。むかし扇島に海水浴に行ったことがある。ここは日本鋼管が埋め立てて作ったところだ。浜川崎の近くから船に乗って夏は海水浴にいけたものだ。その扇島が森になっている。私はまだ見たことがないのだが、一度機会があったら見たいものだ。
宮脇昭著『緑環境と植生学』と『シュミットヒューゼン・植生地理学・宮脇昭訳』を手に入れる。川崎富士見図書館には宮脇昭の寄贈した図書がある。
詩語りも、宮脇昭さんのように根本的なところから捉えていかないと根が張らないで終わってしまう。目先の朗読ではなく、日本の伝統に載った方法を身に付けなければならない。今の詩人達にそのことをいくら言っても理解してくれない。義太夫を知らない人が多い。日本人の声を取り戻すことが詩語りの道でもある。日本人そのものの声に詩を載せて語ることが、人の心を本当に癒せる世界へと導くものである。その世界を作るのが私に残された人生の仕事だと思う。それにしても詩語りの出前があれば助かるのだが。
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