日記
昨日の朝日新聞夕刊に自費出版業者の記事が載っている。「私の本 店にない」提訴。
詐欺まがい。ひたすらおだてて本をつくらせる。わたしの知り合いにもこれに引っかかって泣いた詩人がいる。自分の売れると思い込みたくなる気持ちはわかるが、詩集などはそんなに甘い世界ではない。まず売れないものだという認識をもつことだ。100万円も払ったのに、手元には本がない。こんないんちきな商売にひっかかるのが詩人なのかもしれない。漉林書房でつくれば30万円台でできたものを、100万円注ぎ込んで本も売れず、人にも配れずにいる。
9月の詩語りライブは「越後タイムズ」の柴野さんが後援してくれる。有難い。
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