無料ブログはココログ

« 詩集紹介 御堂勝詩集 | トップページ | エッセイ 坂井のぶこ »

2007年2月21日 (水)

受贈詩誌 山形詩人

山形詩人 第56号

■詩
草紅葉  佐野カオリ/手記  阿部宗一郎/新しい人を目覚めよ  高啓/美しい人 木村迪夫/雨  菊池隆三/中島先生の授業  高橋英司/ひどい作りをした吊り橋 大場義宏/足乳根・風の詩集  近江正人/宵の明星  山田よう
■評論
超出論あるいは個という幻想  万里小路譲

後記より
いわゆる新しい詩人と称される二十代の詩人の作品を雑誌で読んで感じることは、その作品の面白さが普通性を獲得していないように思われることだ。それぞれの作者がそれぞれの個別的に才能を発揮しているのだが、言葉が同時代の、同時代の言葉として身体化しているように感じられず、読後の満足感が不透明で、消化不良に陥った気分になる。それが年寄りの証拠だよと言われれば反論の余地はないが、あれもよし、これもよし、と新しい詩人たちを群れとして是認する気にはなれない。

発行所 山形県西村山郡河北岩木259 高橋英司

« 詩集紹介 御堂勝詩集 | トップページ | エッセイ 坂井のぶこ »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 詩集紹介 御堂勝詩集 | トップページ | エッセイ 坂井のぶこ »